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三変稲荷神社古墳(埼玉県川越市)を訪問しました

三変稲荷神社古墳(埼玉県川越市)は、古墳時代中期の4世紀末に造られた方墳で、仙波古墳群を構成する1基です。墳丘は1辺20ⅿ~25ⅿの方形で、幅5ⅿ~7ⅿの周溝があります。土師器甕・碧玉製石釧(いしくしろ)・銅鏡などが出土しています。...

喜多院(埼玉県川越市)を訪問しました

川越大師喜多院(埼玉県川越市)は、平安時代の830(天長7)年に淳和天皇の勅命により天台宗の慈覚大師(円仁)によって勅願所として創建された天台宗寺院です。江戸時代の1638(寛永15)年に火災の被害を受けましたが、再建時には江戸城内にあった3代将軍「徳川家光生誕の間」や「春日局(かすがのつぼね)化粧の間」が喜多院の書院、客殿として移築されました。...

仙波東照宮(埼玉県川越市)を訪問しました

仙波東照宮(埼玉県川越市)は、江戸時代の1616(元和2)年に75歳で死去した徳川家康を祀るために川越大師喜多院の住職となっていた天海大僧正によって創建された日本三大東照宮の一つと言われています。家康の遺骨は、本人の遺言に従い久能山(静岡県静岡市)から日光(栃木県日光市)に至る道中に川越大師喜多院に寄り、天海大僧正が4日間法要をしたのち、日光に送られました。天海大僧正は1633(寛永10)年11月に高さ五間の丘陵を築き上げ...

三芳野神社(埼玉県川越市)を訪問しました

三芳野神社(埼玉県川越市)の創建年代は定かではありませんが、氷川神社(埼玉県さいたま市)や北野神社(京都府京都市)を勧請したという伝承があります。現在の社殿は、江戸時代の1624(寛永元)年に、江戸幕府3代将軍徳川家光の命を受けて川越藩主酒井忠勝が造営したものです。翌年には当時幕府の宗教政策を統轄していた天海大僧正を導師として遷宮式が行われ、幕府の直営社となりました。1626(寛永3)年には将軍侍講(→儒学の教師)の林...

時の鐘(埼玉県川越市)を訪問しました

私の中では埼玉県川越市といえば「時の鐘」というイメージがありますが、時の鐘は江戸時代の1627(寛永4)年から1634(寛永11)年にかけて川越藩主酒井忠勝が、城下の多賀町(→現在の幸町)に建てた鐘から始まったと伝わります。火事や時刻を知らせるための櫓や大鐘はどの藩も設置しましたが、川越藩も例外ではありません。現在の鐘楼は、1893(明治26)年に起きた川越大火の翌年(→日清戦争開戦の年)に再建されたものだそうです。3層構造で...
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