下総国分寺(千葉県市川市)を訪問しました
下総国分寺(千葉県市川市国分)は、「国分山 国分寺」といい現在は真言宗豊山派の寺院です。本尊は薬師如来像です。下総国分寺は、奈良時代に聖武天皇の勅命によって全国に建立された国分寺のうちの下総国国分寺の後継寺院にあたります。鎌倉時代の史料には、下総国分寺の寺領に関するものが残されていますので、鎌倉時代には創建されていましたが、南北朝時代や戦国時代の戦乱によって何度も火災に見舞われており、現在の本堂は昭和時代初期に建てられたものです。復元された門・建物・柱の朱色がとても鮮やかでした。
御朱印は「薬師如来」と「毘沙門天」の2種類がいただけます。
〖もともとの下総国分寺跡〗
・金堂: 東西31.5ⅿ、南北19ⅿ
・講堂: 東西26ⅿ、南北18ⅿ (→本堂裏の墓地内にあった)
・七重塔: 18ⅿ四方(→礎石は本堂前に移動)
境内には「下総国分僧寺跡」もあります。


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