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吉屋信子記念館(神奈川県鎌倉市)を訪問しました➀

吉屋信子記念館(神奈川県鎌倉市長谷1丁目)は、大正時代に連載した『花物語』が女学生の間で大ヒットし、少女小説という新しいジャンルを確立した吉屋信子(1896年~1973年)の遺志により、土地・建物などが鎌倉市に寄贈され、昭和時代後期の1974(昭和49)年に開館した鎌倉市の社会教育施設です。吉屋信子といえば少女小説のイメージが強いと思いますが、晩年は『徳川の夫人たち』『女人平家』のような長編歴史小説も手掛けています。

私が好きな作品はたくさんありますが、(1)『花物語』では「三色菫(さんしょくすみれ)」「桜草」「ダーリヤ」「福寿草(ふくじゅそう)」「白百合」「合歓(ねむ)の花」「秋海棠(しゅうかいどう)」「沈丁花(じんちょうげ)」「スイートピー」、(2)『小さき花々』では「素直な心のひと」「姉の幻影」「田舎の親類」、(3)『わすれなぐさ』が特に好きです。
1番好きな話は、と言われると難しいのですが、『小さな花々』「素直な心のひと」はたまに読み返しては、家の没落後にも純粋で素直な心を忘れないふじさんの姿に目頭が熱くなるので、やはりイチオシです。

吉屋信子が鎌倉市長谷の現記念館の地に邸宅を建てたのは昭和時代中期の1962(昭和37)年のことで、「奈良の尼寺のように」という彼女の依頼を受けて数寄屋建築で著名であった吉田五十八(いそはち)が設計し、吉田の設計の建築物を多く手掛けている水沢工務店が施工しました。吉屋信子66歳の時のことです。以来、彼女が亡くなるまで藤棚の見える北向きの大きな窓のある書斎で執筆活動を続けたといいます。

【吉屋信子記念館の外観】
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吉屋信子記念館
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私はこの日、1人で使用予約をとりましたので、この広い邸宅で2時間ほどゆっくり、見学や読書に耽りました。とても充実した1日になりました。

吉屋信子記念館の内部の様子や展示品については➁でご紹介いたします。
いく先々の庭に白猫がいて、とても癒されました。
裏山には外来種の台湾栗鼠が繁殖し、庭の柚子の実をかじってしまうなどの被害を受けていると、同行された鎌倉市職員の方が言っておりました。帰りに「柚子湯にどうぞ」と柚子の実を20個以上もいただきました。

〈➁に続きます〉
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