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白鳥神社(神奈川県川崎市麻生区)を訪問しました

白鳥神社(→神奈川県川崎市麻生区白鳥2丁目)は、旧片平村と旧五カ田村の鎮守社で、日本武尊(やまとたけるのみこと)を主祭神として祀り、神仏習合時代の愛染明王像(あいぜんみょうおうぞう)も祀られています。社号は日本武尊にちなんだ「白鳥」の地名から1868(明治元)年の神仏分離令以降に付けられたものと思われます。
白鳥神社の創建年代は不詳ですが、安土桃山時代末期~江戸時代初期の慶長年間(1596年~1615年)に再建された社殿の棟札が残されていますので、安土桃山時代には既に鎮座していたものと思われます。

境内にある由緒沿革には次のように書かれています。
※(  )は補足しました。

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日本武尊(やまとたけるのみこと)は、景行天皇(紀元前13年~130年)の御子で御東征の帰路、弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)をお偲びになられ「吾妻はや」と言われた事に因(ちな)み当神社の鎮座地を吾妻といった。白鳥神社の社名は日本武尊の魂が大白鳥になって天翔(あまか)けたという故事に拠(よ)る。現在の白鳥の地名は、当白鳥神社から名づけられている。

当神社は創立年代不詳。正徳四年(→1714年)九月吉辰、小机郷片平邑総鎮守白鳥大明神拝殿破朽(はきゅう)したので五カ田邑の功力を加えて再建され、片平村、五カ田村の鎮守であった、天保十年(→1839年)九月吉日、法橋佐脇主馬の銘がある御神像(宝物)が奉安された慶応元年(→1865年)十一月社殿建替(たてかえ)、明治四十四年(→1911年)一月三十一日片平村内の熊野神社・山王社・天神社等六社を合併合祀、翌年五月十七日五カ田村の六所明神・諏訪社等を合併合祀した。

大正四年(→1915年)九月二十一日供進の村社に指定された。昭和二年(→1927年)二月本殿及び覆殿を建替(たてかえ)昭和四十四年(→1969年)九月二十六日拝殿を亜鉛葺きとするなど修復しながら、地域の氏神様、鎮守様として人々の心豊かな生活の守り神として崇敬されてきています。

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文体が不統一ではありますが、白鳥神社の沿革が見てとれます。麻生区の万福寺・片平・はるひ野は、戦国時代の小田原北条氏の軍役帳(→小田原衆所領役帳)でも「小机衆」(小机城→神奈川県横浜市港北区小机の領域)されていますので、「小机郷片平邑」という位置づけには合点がいきます。1590(天正18)年に北条氏が滅亡し、徳川家康が関東に入封したのちも片平は小机郷を構成する村の1つでしたが、1889(明治22)年の町村制施行により旧片平村・旧五カ田村は「柿生村」となり、1939(昭和14)年に川崎市多摩区に編入され、1982(昭和57)年に多摩区から麻生区が分立し、今に至ります。


〖白鳥神社の祭神〗
日本武尊(やまとたけるのみこと)
愛染明王(あいぜんみょうおう)


【白鳥神社の鳥居】
白鳥神社の鳥居1

白鳥神社の鳥居2

白鳥神社の鳥居3


【白鳥神社の参道】
白鳥神社の参道1

白鳥神社の参道2

白鳥神社の参道3

白鳥神社の参道4


【白鳥神社の拝殿・本殿】
白鳥神社の拝殿・本殿1

白鳥神社の拝殿・本殿2

白鳥神社の拝殿・本殿3

白鳥神社の拝殿・本殿4

白鳥神社の拝殿・本殿5

白鳥神社の拝殿・本殿6

白鳥神社の拝殿・本殿7

白鳥神社の拝殿・本殿8

白鳥神社の拝殿・本殿13

白鳥神社の境内8


【拝殿の愛染明王像】
白鳥神社の愛染明王


【白鳥神社の狛犬・石灯籠】
白鳥神社の拝殿・本殿9

白鳥神社の拝殿・本殿10

白鳥神社の拝殿・本殿11

白鳥神社の拝殿・本殿12

白鳥神社の石灯籠1

白鳥神社の石灯籠2


【白鳥神社の境内】
白鳥神社の境内1

白鳥神社の境内2

白鳥神社の境内3

白鳥神社の境内4

白鳥神社の境内5

白鳥神社の境内6

白鳥神社の境内7


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