三輪熊野神社(東京都町田市)を訪問しました
三輪熊野神社(→東京都町田市三輪)は、『町田市史』によると平安時代の877(元慶元)年に大和国城上郡三輪の里より勧請したとの伝承があり、江戸時代中期の1767(明和4)年10月の銘がある古い三本立の神幣の台座に、「別当高蔵寺住法印亮恰」と書かれているといい、江戸時代後期の「嘉永七甲寅年八月」の銘の石像三尊仏が(神仏習合の頃に)祀られていたとあります。
江戸時代には境内地を含め見星山 三輪院 高蔵寺(→東京都町田市三輪町)の御朱印地(→寺領11石5斗)に含まれ、同寺が別当寺として祭祀を司りました。
〖祭神〗
・伊弉諾命(いざなぎのみこと)
・伊弉冉命(いざなみのみこと)
三輪熊野神社は、江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』多磨郡柚木領三輪村の条に「熊野社」として次のように記されています。
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三輪村
熊野社
字宿之内別当高蔵寺御朱印地の続きにあり、上三輪村の鎮守なり、勧請の年代を詳(つまびらか)にせず、神体は白幣なり、本社には覆屋を設け前に鳥居をたつ、例祭は九月廿一日に行ふ。
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【三輪熊野神社の鳥居】





【三輪熊野神社の社殿】




【三輪熊野神社の境内】










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↓↓別当寺を務めた見星山 三輪院 高蔵寺


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