岡上神社(神奈川県川崎市麻生区)を訪問しました➁
岡上神社(→神奈川県川崎市麻生区岡上)は、明治時代後期の1909(明治42)年に国の一村一社政策を受けて近隣の諏訪神社・劔神社・日枝神社・宝殿稲荷社・開戸稲荷社を合祀して創建された神社です。神仏習合の頃は、真言宗寺院の岡上山 東光院(→同)が別当寺として祭祀を司りました。『神奈川県神社誌』には江戸時代後期の1850(嘉永3)年に社殿を再建したとあります。
〖祭神〗
・建御名方命(たけみなかたのみこと)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
・大山咋神(おおやまくいのかみ)
・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
〖摂社〗
・金勢大明神
岡上神社は、江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』都筑郡岡上村の条に「剱明神社」「諏訪社」として次のように記されています。
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岡上村
剱明神社
除地三段程、西の方田畑の間小高き所にあり、前に石階をなせり、社は一間半四方、拝殿二間四方東向(ひがしむき)なり、もと劔(つるぎ)を神体とせしにや、今は神体なし、本地不動を置たるは、近き頃村民宮野某納めしよし、村の鎮守にて、例祭九月二十八日なり、村内東光院の持(もち)。
諏訪社
除地二段許(ばかり)、村の南にあり、僅なる祠を北向(きたむき)に立、例祭七月二十七日、これも同寺(→東光院)の持(もち)。
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【岡上神社の鳥居】




【岡神神社の社殿】





【岡上神社の境内社(金勢大明神)】




【岡上神社の境内】



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↓↓岡上神社を訪問しました➀
↓↓別当寺を務めた岡上山 東光院


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